教育系情報基盤システム

福岡工業大学 情報基盤センターは、福岡工業大学が誇る西日本有数のICT(Information and Communication Technology)環境の運営と管理を担う中核機関です。この度、情報基盤センターでは、本学の経営理念である「For all the students~すべての学生生徒のために」を念頭に、教育のさらなる発展に資するため、管轄する教育系情報基盤システムを全面的にリニューアルし運用しています。

システム概要

新しい教育系情報基盤システムでは、本学学生が今日の多様化と国際化した高度情報化社会で活躍し、力強く生き抜く力の要素として必要な「情報活用能力」と「就業力」のさらなる醸成、および、社会が求める「人財」の育成に資する教育活動のさらなる発展に貢献するため、全ての学生と教育活動を支える教職員に、最新テクノロジーをより高い次元で融合させた情報環境を提供します。

新しい教育系情報基盤システムの概要図

※本システムは、ITIL を参考にシステムの改善・利便性・セキュリティ・設計・調達を多角的な視点で検討し、ノンストップによる継続性の強化に加え、既存の制約を抜本的に見直し課題解決を実施しました。また、サービス・機能・利便性の拡大のため新サービスと最新テクノロジーを随所に採用しており、今後もPDCAサイクル・マネジメントにより、改善と進化を継続します。

※ITIL(Information Technology Infrastructure Library):ITサービスマネジメントの国際的なベストプラクティス集

主な特長

高性能パソコンが設置され全てが新しくなった情報基盤センターPC室~すべての学生に均等なICT学修環境を提供。講義時間以外も自由に利用可能。

Windows 10搭載ハイエンドPC

大小7教室のPC室とオープン利用のITコモンズやクリエイティブ・ラボに全607台を設置。全てのPCはフルHDワイド液晶とWindows 10・Core i7・8Gメモリ・SSDを備えた高性能仕様。学生一人ひとりに均等で最新の情報環境を提供しています。

円滑な講義を実現する授業支援機能

・出欠管理、課題管理、教材配布と回収
・小テスト機能、理解度判定クリッカー
・学生状況モニタリング、キーとマウス介入
・キーボード、マウス、ブラウザのロックほか

新高速化技術ですぐに講義に参加

全PCは、ネットブートにより毎回クリーンな環境で起動。起動時間も新高速化技術で60秒以内に高速ブートし、個人ユーザーID・パスワード入力後から直ちにスタートメニューが表示され利用可能。

高精細・高音質な教材提示システム

・教材提示用フルHD中間モニター
・PC、教材、ブルーレイを映す教材提示システム
・マイク・スピーカーを完備した音響設備

充実したソフトウェア環境

仮想OS(旧Windows、Ubuntu Linux)を含め、講義や自学修で使用する各学部で活用する50種類以上の有用なソフトウェアを配備。

各種情報表示するデジタルサイネージ

各演習室に講義予定、講義中ステータス、お知らせを表示するデジタルサイネージを設置。

エコ印刷可能なプリントステーション

学生証または個人ユーザーID・パスワードで自身の印刷要求のみを選択するプリントステーションを設置し、任意のPC演習室とプリンターで印刷可能。

各設備の状況

 

教育活動・学修・学生生活の強力な支援と利便性を追求した充実のインフラ環境。

クラウド採用ハイブリッド認証基盤

プライベートクラウドとオンプレミス(学内)に認証基盤システムを構築。学生用クラウドメールサービスをはじめ、止まらないシステムを実現。重要な各種データもサーバー基盤の耐震強化に加え、プライベートクラウドとの二重バックアップで、BCP(事業継続計画)にも配慮しています。

大容量ファイル転送サービス

電子メールに添付できない大容量ファイルをブラウザ経由で簡単に代行送信が可能なサービスを開始。
送信先に、大容量ファイルのダウンロードアドレスを安全にメール通知する事ができます。

利便性追求したシングルサインオン

一度の個人ユーザーID・パスワードによる認証により、情報基盤センターが運営するあらゆる学内ICTシステムやクラウドサービスがワンストップで利用可能。従来のActive Directory、LDAP、RADIUSに加え、OpenAMを中核にADFS、Shibbolethなどあらゆる認証基盤と連携し、シングルサインオンの対応を拡大します。

VPNクライアントサービス

学外からセキュアな通信で学内ネットワークに接続するVPN(Virtual Private Network)サービスを改善。
従来のWindows、Linuxに加え、新たに MacOS X、iPhone、iPad、Androidの接続をサポートし、様々な端末から学内限定のICTサービスを安全に利用することができます。

学生用クラウドメールサービス

学生用メールに進化し続けるMicrosoft Office 365 for Educationを採用。従来の100倍に当たる、ひとり50GBのメールボックスに加え、リッチUIでPC、iPhone、iPad、Androidから、いつでも・どこでも利用可能。本学シングルサインオンにもネイティブに連携し、学修・学生生活をはじめ、課外活動・就職活動に欠かせないコミュニケーションサービスです。

学内無線LAN拡大と情報コンセント

学内73カ所に学内無線LANエリアを設置。ネットワーク認証も大幅に改善され、個人所有ノートパソコンをはじめ、iPhone、iPad、Androidなども高速な学内ネットワークに簡単に接続する事ができます。また、有線LANによる情報コンセントも学内に4300個あり、あらゆる箇所からネットワークが利用でき、効率的な教育・研究活動に貢献しています。

仮想デスクトップサービス

ネットワークを介してソフトウェアをリモートで利用可能。各種パソコンから、仮想Windowsデスクトップを通じて、情報基盤センター演習室と同等なソフトウェアやAdobeソフトウェア、および、CGソフトウェアが利用できます。

学会やイベント向けゲスト用無線LAN

全ての学内無線LANエリアで、独自のゲスト用無線LANとEduroam(国際的な教育・研究機関用向けの無線LANローミング基盤)が使用可能。本学で行われる学会やイベントの参加者向けに開放されています。

大学ライセンスソフトウェア活用

マイクロソフト及びAdobeと包括ライセンス契約を締結し、最新ソフトウェアを全学で活用しています。マイクロソフト製品は個人所有パソコンにも導入可能で自学習・資格取得に役立てられています。

一般家庭100倍の超高速ネットワーク

学術情報ネットワークSINET(国立情報学研究所が運営)との接続を一般家庭の100倍に匹敵する10Gbpsに増強。学内ネットワークも10Gbps~1Gbpsの高速ネットワークが張り巡らされ、全ての研究室や実験室および講義室からインターネットはもとより、国内外の教育機関や研究機関と高速通信を実現します。

万全のセキュリティ対策

教育・研究活動の妨げとなるセキュリティ問題の対策を強化。従来の様々な脅威のブロックに加え、二重化した次世代ファイアウォール(パロアルトネットワークス:PA-5050,PA-3020)によって、多様なアプリケーションの通信監視やセキュリティ対策を実現しています。