利用上の注意

情報基盤センター施設・設備を利用することにより、皆さんの教育・研究活動の環境が飛躍的に拡大しますが、利用を行うことは同時に、学内外を問わず他の利用者と共存していくことを意味します。共存には必ずモラルとマナーがあり、これらを厳守することが社会の一員として必要不可欠であることをまず認識してください。
特にネットワーク(インターネット)上のサービスを利用される場合、法的に規制を受ける事項がたくさんありますので、以下の内容に留意して下さい。

1.法律的な問題

他人のアカウントを使用しない

平成12年2月13日より不正アクセス禁止法が施行され、不正アクセスに対する法的な罰則が適用されるようになりました。刑事罰となり主な項目は、「他人のパスワードの無断使用」と「他のコンピューターへの侵入」です。他人のアカウントの無断使用は、「パスワードの無断使用」にあたります。

パスワードを他人には教えない

他人によるパスワードの無断使用を防ぐために、パスワードを他人に教えないで下さい。不正アクセス禁止法は、「他人にパスワードを教える」行為を、不正アクセスを助長する行為であると戒めています。

不正侵入の禁止

コンピューターおよびシステムへの不正侵入を禁止します。

著作物の不正コピー・違法アップロード・違法ダウンロードの禁止

近年、「不特定多数の人とデータを交換・共有するソフトウェア」による著作権侵害が社会問題となっています。ソフトウェアの無断複製は、著作権法に抵触しますので、市販のアプリケーション、ゲーム、音楽CD等の不正コピーおよびアップロードは堅く禁止します。また、WinnyやShare、WinMXを代表とするP2P系アプリケーションなどのファイル交換・共有ソフトウェアおよびその他不正なソフトウェアの利用は、堅く禁止します。
なお、平成22年1月1日施行された改正著作権法により、著作権を侵害して違法にインターネット上にアップロードされたコンテンツのダウンロードは、私的利用目的であっても禁じられています。

ネットワーク犯罪の禁止

利用者の意思にかかわらず、ネットワークを通じて個人および組織に損害を与える行為を堅く禁止します。

ハラスメント行為の禁止

ネットワークを介したコミュニケーションサービス(電子メール・掲示板・ブログのコメント、ソーシャルメディアなど)を用いて、匿名性の利用、他の利用者へのなりすましによって、個人や組織に対し、不快や損害、妨害を与える行為および助長など、あらゆるハラスメント行為を堅く禁止します。

2.営利行為の禁止

福岡工業大学のコンピューターシステムおよびネットワークシステムは、教育・学習・研究等の学術目的で利用するシステムです。ソフトウェアやデータの販売、勧誘、ねずみ講およびマルチ商法の営利行為は禁止します。

3.マナーの遵守

自分の発言は慎重に。他人の発言は寛容に

ネットワークを使ったコミュニケーションでは、相手の表情や感情が伝わりにくいため、あなたの書いた文章が思わぬ印象を与えてしまう場合があります。電子メール、掲示板、チャット、ブログのコメント、ソーシャルメディアなどは気軽に書き込みが出来ますが、ちょっとした冗談のつもりでも、批判や脅迫ととられる恐れがあります。あなたが書き込む文章は、他人と面と向かって話せる内容ですか?自分の文章には注意深く、他人の文章には寛容になりましょう。

コンピューターの取り扱いは【大事に丁寧に】

学生の皆さんが利用できる演習室パソコン、および各種周辺機器は共同利用設備です。 よって様々なイタズラや機器の破損・破壊、盗難といった行為は絶対にしないでください。 その様な行為によって、他の利用者への迷惑や不快感を与えると同時に、講義時の演習においても支障をきたす恐れもあります。大事に丁寧に利用しましょう。

学内のコンピューター演習室は飲食・喫煙厳禁です

一般的に、コンピューター近辺での飲食・喫煙はマナー違反です。本学においてもPC室内での飲食・喫煙は禁止とします。

インターネット動画・音声サービスおよびビデオ視聴の自粛

インターネット上の各種動画・音声サービスでは、様々なコンテンツが公開され、一部に有害情報が含まれている場合もあります。学内施設では、教育・研究に関係のないと思われる動画・音声、DVD/BDビデオ等の視聴は、行わないよう心がけてください。また、視聴時は、周囲に迷惑をかけないようにヘッドホン等を用いてください。

4.その他禁止行為

ゲーム利用および有害サイト閲覧の禁止

福岡工業大学のコンピューターシステムおよびネットワークシステムは、教育・学習・研究等の学術目的で利用するシステムです。よって、ゲーム(オンラインゲーム、Flashゲームを含む)など教育・学習・研究と関係ない利用は堅く禁止します。また、アダルトサイトや様々な詐欺・不正行為を助長するサイトの閲覧・情報交換についても、堅く禁止します。この様なサイトを閲覧すると、場合によっては無用なトラブル(ワンクリック詐欺・架空請求)に見舞われる可能性があります。